SEOに強いブログ記事タイトルの付け方と例をご紹介。

こんにちは!朝日奈(@asahinablog)です。

検索エンジンでアクセスを呼び込むなら、SEOに強い記事タイトルを付ける必要があります。

Webメディアにおけるアクセスの流入は、大きく分けてSEOSNSの2つしかありません。

SNSの場合は煽り気味に記事タイトルを付ければアクセスされますが、SEOの場合はちょっと違います。

読者に関係のある記事だと感じ取ってもらうのが最大のポイントです。

その方法を解説します。

目次

SEOを意識した記事タイトルの付け方

検索エンジンでブログ記事を上位表示させるなら、やはりSEOを考慮しなければなりません。

と言っても簡単にできることなので、次のポイントを意識してタイトルを付けてみてください。

キーワードを左寄せにする

キーワード選定で決定したキーワードをタイトルに含めることが、実は一番のSEO対策になります。

例えば、「ランニング 初心者 継続」という3語キーワードを狙うとするなら、この3語は必ず記事タイトルに全て含めましょう。

また、できるだけ語順を左側(文頭)に寄せると、検索エンジンにキーワードを認識させやすくなります。

[su_box title=”「ランニング 初心者 継続」タイトル例”]ランニング初心者継続して毎日走るための3つのコツ[/su_box]

上記のように、「ランニング 初心者 継続」を左側に寄せましょう。

検索エンジンに認識させれば、上位表示にもつながるので、ぜひここは意識しておいてください。

大事な言葉は32文字以内に入れる

PCでGoogleの検索結果を表示させた場合、記事タイトルが32文字までしか表示されず、それ以上の文字は省略されてしまいます。

Yahoo!の場合は30文字以上だと省略されてしまいます。

スマホの場合は機種によって42文字前後見えるものもあります。

長いタイトルを付けると後半は読まれないので、絶対に伝えたい部分は前半の32文字に含めるようにしましょう。

記事タイトル全体の文字数は32文字以上になっても問題ありませんが、キーワードや興味を引く文章などは、読者に見えないと意味がないので、32文字以内に付けるのがおすすめです。

記事タイトルで自分に関係あると思わせる

検索エンジンを使うユーザーは、何か疑問を解決したいと思って検索します。

ですので、この記事には自分が知りたい答えが載ってそうだな、と思ってもらえるタイトルを付ける必要があります。

検索意図に沿った記事タイトルにする

例えば、「コーヒーメーカー おすすめ おしゃれ」で検索する人は、どんな情報を求めているでしょうか?

キーワードから察するに、おしゃれなコーヒーメーカーを知りたいと思っていますよね。

ということは、おしゃれなコーヒーメーカーを探している人に刺さるタイトルにしなくてはいけません。

そこで例を見てみましょう。まずはOK例から。

[su_box title=”OKタイトル例”]コーヒーメーカーおすすめをご紹介!おしゃれな製品10選![/su_box]

上記のタイトルは、検索意図に沿った内容になっていますね。

続いてNG例。

[su_box title=”NGタイトル例”]コーヒーメーカーおすすめおしゃれな方がいい理由[/su_box]

キーワードは確かに全部入っていますが、このキーワードで検索する人は別におしゃれな理由が知りたいわけではないですよね?

おしゃれなコーヒーメーカーを知りたいわけです。

つまり、検索意図のずれが起こっています。

検索意図がずれている場合、自分には関係ないと思われて、クリックされずにスルーされ、上位表示もされなくなります。

キーワードから検索意図を想定して、それにあったタイトルを付けましょう。

キーワードの語順に気を付ける

3語キーワードでタイトルを付けるとき、単語の並び順は意外と重要です。

例えば、次の2種類のキーワードを見比べてみてください。

  • かき氷 頭痛 原因
  • 頭痛 原因 かき氷

どちらも使われている単語は同じです。しかし、この2つは検索意図が異なります。

[su_box title=”「かき氷 頭痛 原因」の検索意図”]
  • かき氷を食べたら頭痛が起こったんだけど原因って何?なぜかき氷を食べたら痛くなるの?
  • 今まさにかき氷を食べていて、頭痛が起こっている人が検索するキーワード
  • かき氷が頭痛を引き起こす原因を知りたい
[/su_box] [su_box title=”「頭痛 原因 かき氷」の検索意図”]
  • 頭痛が起こって困ってるんだけど、もしかして原因はさっき食べたかき氷?
  • 今まさに頭痛が起こっていて、直近にかき氷を食べた人が検索するキーワード
  • 頭痛の原因がかき氷であるかどうかを知りたい
[/su_box]

上記のように、使われている単語が同じでも、語順が変わるだけで微妙に検索意図が異なってきます。

そのため、語順を変えずに検索意図を考え、そして検索してきた人に刺さるタイトルを付けなければなりません。

どうしてもタイトルを付けるときに語順を並び替えたい場合は、検索意図が変わらないのであれば大丈夫です。

例えば、「アイスコーヒー 作り方 水出し」というキーワードを狙うとして、次の2つのタイトルを見てみてください。

[su_box title=”語順を並び替えない「アイスコーヒー 作り方 水出し」”]

アイスコーヒー作り方水出しで美味しく味わうには?

[/su_box] [su_box title=”語順を並び替える「水出し アイスコーヒー 作り方」”]

水出しアイスコーヒー作り方!美味しく味わうポイントは?

[/su_box]

「アイスコーヒー 作り方 水出し」は、アイスコーヒーを水出しで作りたいと思う人が検索するキーワードですが、語順を並び替えても検索意図は変わりません。

上記2つのタイトルも、語順が違いますが同じターゲットに刺さる内容になっているので、並び替えても問題ないのです。

このように、キーワードを並び替えるときは検索意図が変わらないかどうかを考えてから行うようにしてください。

結論を書く

記事タイトルにはその記事の結論や答えを含めておいた方が、よく読まれます。

よく、疑問形のタイトルにして続きが気になるようにしようと工夫している人もいますが、実はSEOにおいてはもったいぶらずに結論をズバッと書いておいた方がクリック率が上がります

なぜなら、検索エンジンを使うユーザーは、悩みの答えを早く知りたいと思っているため、最初に結論が書いてあると、その理由を知りたくて先へ読み進めるのです。

SNSであれば話は別です。疑問形にしたり煽ったりすることでクリック率が上がります。記事に全く関心のないユーザーの興味をひかないといけないからです。

一方、検索エンジンは自分から記事を探しにきています。そこに、極度の煽りやもったいぶった表現をしても、返って読む気を損なわせてしまうのです。

ですので、ユーザーが早く答えにたどり着けるように、結論をタイトルで示してあげるようにしましょう。

例えばこんな感じです。

[su_box title=”「水出し アイスコーヒー 作り方」のタイトル例”]

水出しアイスコーヒー作り方!常温の軟水を使うのがポイント!

[/su_box]

常温の軟水を使うと美味しくできるということをタイトルで言ってしまいます。

もちろん、他にもポイントは色々あるかもしれませんが、とりあえず大事なことだけタイトルで出して、あとは記事の中身でカバーすれば大丈夫です。

記事内容によってはタイトルに結論を書きにくい場合もあるかもしれませんが、そのときはうまい具合に調整してください。

結論を書けるときは書いておきましょう。

クリック率倍増の記事タイトルの付け方

ここからは、コピーライティングを使ったクリック率を上げるテクニックをご紹介します。

必ずしも記事タイトルに含められるとは限りませんが、文字数に余裕があればぜひ使ってみてください。

簡単・早い・大きな成果

人は問題を解決するとき、できるだけ楽に済ませたいという本能があります。

ダイエットなんかを思い浮かべるとわかりやすいと思うのですが、1日5分ジャンプするだけで、2週間後に、-3kgを達成する方法がもしあったら、痩せたいと思っている人は興味がわきますよね?

簡単に、早く、大きな成果が出ると記事タイトルに書けば、興味をひかれてクリック率が高まります。

もちろん、本当にそういう方法がある時にしか書いちゃダメですよ。

極度の煽りは嘘になってしまいますからね。

料理ブログだと使えそうですね。

[su_box title=”「クッキー バターなし」のタイトル例”]

たった30分!バターなしでとびきり美味しいクッキーを作る方法!

[/su_box]

「バターなし」が簡単さを表し、「たった30分」が早さを表し、「とびきり美味しい」で大きな成果を表しています。

ギャップを入れる

ビフォーアフターの落差が激しいほど、人は興味をひかれます。

有名なのはビリギャルですね。

[su_box title=”ビリギャル”]

学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話

[/su_box]

ギャルが慶応大合格というギャップがすごいですよね。

ここまで大きなギャップを作るのは難しいかもしれませんが、先ほどの料理タイトルもギャップを使っています。

[su_box title=”「クッキー バターなし」のタイトル例”]

たった30分!バターなしでとびきり美味しいクッキーを作る方法!

[/su_box]

バターなしなのに美味しいというのがギャップですね。

他にもこういうのはどうでしょう。

[su_box title=”「料理 嫌い レシピ」のタイトル例”]

料理嫌いの私でもできた5分でできる簡単レシピ

[/su_box]

料理嫌いでもできるというギャップを入れています。

数字を入れる

これは基本的なテクニックとしていろんなところで紹介されていますが、それはつまり、効果が高いという証拠です。

タイトルに数字を入れるとそれだけでクリック率が上がります。

実際に数字があるのとないのを比べてみましょう。

[su_box title=”数字なしタイトル例”]

Googleアドセンスで稼ぐ方法

[/su_box] [su_box title=”数字ありタイトル例”]

Googleアドセンスを使って3ヶ月で月収10万円稼ぐ方法

[/su_box]

数字が入ることで、具体的な作業量や得られる結果がイメージしやすくなりますよね。

また、もうひとつのテクニックとして、年号を入れるというのも効果的です。

[su_box title=”数字ありタイトル例”]

【2019年最新版】Googleアドセンスを使って3ヶ月で月収10万円稼ぐ方法

[/su_box]

情報は古くなるものです。数年前は使えていたテクニックも、今は通用しないかもしれません。ですので、読者は最新の情報を知りたいと思っています。

色々ある情報の中で、【2019年最新】と書かれていれば、それを読みたくなりますよね。

特に1年単位で更新されるイベントなどは、最新情報が大事なので、年号を入れて、ココが最新ですよ!と教えてあげましょう。

権威性を出す

権威性とは、要するに偉い人が言ってることを盲目的に信じてしまうことです。

例えば、野菜嫌いの旦那さんに対して奥さんが「野菜も食べた方がいいよ」とアドバイスしても「まあわかってるけど・・・」とスルーされるところを、医者から「野菜食べないと死ぬよ」と言われるとちゃんと食べるみたいな、そういうのが権威性です。

権威性は記事タイトルにも使えます。

[su_box title=”「渋谷 カフェ 穴場」タイトル例”]

コーヒーマニアが選ぶ渋谷で外せない穴場カフェ3選

[/su_box] [su_box title=”「キッチン 収納 アイデア」タイトル例”]

主婦歴30年で培ったキッチン収納の神わざアイデア

[/su_box] [su_box title=”「ものもらい 自然治癒 方法」タイトル例”]

ものもらいに10回かかった私が教える自然治癒方法

[/su_box]

「コーヒーマニア」「主婦歴30年」「ものもらいに10回かかった」といった表現が権威性です。

経験者や知識のある人の話をみんな聞きたいですからね。

記事タイトルでアクセスアップ

ここまで色々なテクニックをお話ししてきましたが、少しでも取り入れられるものがあればぜひ実践してください。

上位表示されなくても、タイトルが良ければクリック率は上がります。

クリック率が上がればアクセスアップしますし、SEOの評価も上がります。

記事タイトルの付け方を覚えてブログを育てていきましょう。

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